B型肝炎
目次
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液を介して感染を起こし、肝炎や肝硬変、肝臓ガンといった病気を引き起こすものです。
感染した時期や健康状態によって、一時的な感染で終わるものとほぼ一生に渡って感染が継続するものに分けられます。
母子感染や輸血以外に、性行為によって感染するため、注意が必要な性病の一つです。
体液を介して感染を起こすため、ディープキスやオーラルセックスが感染経路になります。
B型肝炎を発症した場合、体のだるさや発熱、黄疸(身体が黄色くなる)を認めます。
ただし、B型肝炎の多くは「無症候性キャリア」と呼ばれるウイルスが体内に存在しているのに発症していないタイプが多く存在します。
大切なパートナーにうつさないためにも心当たりのある方はまずは検査していただく必要があります。
即日に検査結果のわかるスピードチェック ¥8,000(税込8,800円) も実施しております。
※通常の精密検査は2~3日後
¥4,500(税込4,950円)
※B型肝炎ワクチン接種も
3回 ¥27,000
(税込29,700円)
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また、当院ではスマホを用いて診察できる、検査キット・治療薬郵送のオンライン診療サービスも大変ご好評いただいています。
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感染して1~6ヶ月の潜伏期間を経て、
が出現します。
尿の色は
濃いウーロン茶様であり、黄疸はまず眼球結膜(目の白目の部分)が黄色くなり、その後皮膚も黄色みを帯びてきます。
中には、激しい炎症による肝不全を呈し、いわゆる劇症肝炎を来すこともありますので、このような症状があれば、医療機関へ受診が必要です。
一般に、劇症化に至らない場合には、数週間で肝炎は極期を過ぎ、回復過程に入ります。
出産時ないし乳幼児期においてHBVが感染すると持続感染に移行します。
生後数年~十数年間は肝炎の発症はなく、感染したHBVは排除されずに患者さんの体内で共存しており、この状態を無症候性キャリアと言います。
無症候性キャリアは症状がなくても他人に感染させてしまう状態なので、気付かない間に相手に移してしまっている可能性があります。
思春期を過ぎると自己の免疫力が発達し、HBVを異物(病原物質)であると認識できるようになり、白血球(リンパ球)がHBVを体内から排除しようと攻撃を始めます。
この時リンパ球がHBVの感染した肝細胞も一緒に壊してしまうので肝炎が起こり始めます。
一般に10~30才代に一過性に強い肝炎を起こし、HBVはHBe抗原陽性の増殖性の高いウイルスからHBe抗体陽性の比較的おとなしいウイルスに変化します。
HBe抗体陽性となった後は、多くの場合そのまま生涯、強い肝炎を発症しません(非活動性キャリアと言います)。
このように思春期以降、一過性の肝炎を起こした後はそのまま一生、肝機能が安定したままの人がおよそ80~90%ですが、残りの10~20%の人は慢性肝炎へと移行し、その中から肝硬変、肝がんになる人も出てきます。
B型肝炎は感染初期は無症状で経過することが多いため、不安な方は専門機関で積極的に検査を受けてください。
また、下記のような症状に心当たりがある場合は、専門機関を受診しましょう。
・白目の部分が黄色い気がする
・以前より疲れやすくなった
・尿の色がウーロン茶のように濃い色である
・食事に関係なく吐き気や吐いてしまうことがある
・食欲がない
・体がかゆい
急性肝炎に移行した場合は、上記のような症状が見られることがあるため、すぐに医療機関を受診してください。
放置してしまうと症状が悪化して、慢性肝炎や肝硬変、肝がんを発症する可能性があります。
B型肝炎とC型肝炎の主な違いは、感染経路です。
B型肝炎は血液や体液などを通して感染を起こし、大人になってから感染した場合は急性感染を発症することはあっても慢性化することはありません。
C型肝炎も血液を介して感染を起こしますが、B型肝炎よりは感染しにくいことが特徴です。
ただし、C型肝炎は慢性化しやすく、肝硬変や肝がんへの移行率も高いことが分かっています。
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が含まれる血液や体液などが、体に入り込むことで発症します。
B型肝炎には、初めてHBVに感染・発症した急性B型肝炎や、元々ウイルスを持っていた人が発症したHBVキャリアの急性憎悪、慢性B型肝炎などいくつか種類があります。
B型肝炎の感染経路は次の通りです。
・HBV感染者からの輸血、臓器提供を受けた場合
・他人と注射器を共用して覚醒剤や麻薬を注射した場合
・HBV感染者と性交渉を行った場合
・HBVに感染している母親から適切な母子感染防止策を講じなかった場合
B型肝炎は、HBV感染者の血液や体液を介することがなければ、ほとんど感染することはないと言われています。
例えば、HBV感染者が同居していた場合は、以下のようなことに注意すれば、日常生活の中で感染を起こすことはほとんどないでしょう。
・血液や分泌物がついたものは剥き出しにならないように、しっかり包んで捨てるか流水でよく洗い流す
・カミソリ、歯ブラシなどの日用品は個人専用で使用する
・乳幼児に口移しで食べ物を与えないようにする
B型肝炎は他人の血液や体液に触れないようにすることが、感染予防になります。
歯ブラシやカミソリなど血液が付着する可能性が高いものは共有せず、性行為の時はコンドームを使用しましょう。
また、ディープキスやオーラルセックスも感染を起こすリスクがあるため、不特定多数の相手との性交渉を避けるなど注意が必要です。
感染を未然に防ぐためにワクチンを接種する方法もあります。
ワクチンを接種することで、B型肝炎ウイルスへの感染を予防することもできますが、完全に予防できるわけではありません。
ワクチンを接種された方の中には、B型肝炎ウイルスへの抗体が作られない体質の方もいるため、数回接種しても抗体が作られないこともあります。
B型肝炎ワクチンの予防接種は当院でも実施していますので、お気軽にご相談ください。
成人になってからの感染した場合は数カ月で肝炎の症状を認めます。大部分の方で自然治癒しますが、慢性肝炎に移行する場合もあります。
また、出産時や乳幼児期に感染している場合「無症候性キャリア」というウイルスを保持している状態になりうるので注意が必要です。
心当たりから2ヶ月後から検査が可能です。
成人になってからの感染では自然治癒することがありますが、肝炎の症状を認めた場合は医療機関へ受診してください。
現在の治療では、体内に入り込んだHBVウイルスを完全に排除することはできません。
治療を行うことでウイルスを増殖させない状態を維持して、肝炎を発症させないことが治療の目的になります。
ただし、B型肝炎に感染した人の多くは、一過性の肝炎を発症した後にウイルスの量が低下、自然の過程で非活動性キャリアになるため、このような場合は治療の必要がありません。
B型肝炎ワクチンを接種しても体質により抗体が獲得できない方もいるため、必ずしも感染しないとは言い切れません。
ワクチンを接種しても抗体が作られない場合は、性行為によってB型肝炎に感染する可能性があります。
また、ワクチン接種から抗体獲得までは最低3回は接種する必要があるため、抗体が確認される前に性行為をした場合は感染する可能性があります。
妊娠中にB型肝炎に感染すると、胎児に垂直感染を起こす可能性があります。
パートナーの男性がB型肝炎キャリアであっても、母体の感染が陰性であれば、胎児への感染の心配はありません。
Webから検査結果が確認できるので、ご来院していただく必要はございません。
問診票にご記入をお願いいたします。
検査のみであれば匿名でも大丈夫です。
医師の診察をご希望の場合は、症状とご希望などを詳しく伺った上で診察を行います。
検査は男性、女性ともに採血を行います。
結果はWebからお知らせいたしますので、再度来院していただく必要はございません。
男性、女性ともに採血を行い、血液検査を実施します。
血液検査では、HBs抗原と呼ばれるB型肝炎ウイルスの外殻を構成するタンパク質を検出する検査を行います。
「B型肝炎 女性かも・・・」とお悩みでしたら今すぐご相談ください。
・HBs抗原が「陰性」の場合:B型肝炎ウイルスに感染していません
・HBs抗原が「陽性」の場合:B型肝炎ウイルスに感染しています
HBs抗原が陽性の場合は、現在の感染状況を調べるために、専門の医療機関でさらに詳しい検査を実施します。
当院で治療は行なっておりません。
専門の医療機関への紹介状を無料で発行いたします。
B型肝炎ウイルス抗原/抗体検査 |
検査結果 2〜3日後 検査料金 4,500円〜 (税込4,950円〜) |
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B型肝炎ウイルス即日検査 |
検査結果 約15分後 検査料金 8,000円〜 (税込8,800円〜) |
B型肝炎抗体ワクチン接種 |
接種3回 + 抗体定着検査 接種料金 27,000円〜 (税込29,700円〜) |
即日に検査結果のわかるスピードチェック ¥8,000(税込8,800円)
も実施しております。
※通常の精密検査は2~3日後
¥4,500(税込4,950円)
※B型肝炎ワクチン接種も
3回 ¥27,000 (税込29,700円)
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