カンジダ症
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カンジダ性亀頭包皮炎はもともと体内にいるカビの一種である「カンジダ」が異常に増殖して炎症を引き起こす病気です。
女性の場合外陰部の強烈なかゆみとヨーグルト状またはカッテージチーズ状のおりものが特徴ですが、男性では亀頭部分のかゆみやただれを引き起こします。
女性によく見られる病気の一つですが、男性は包茎や糖尿病、ステロイド剤の投与などが原因でカンジダによる亀頭包皮炎を発症することがあります。
特に、包茎の場合は、亀頭に雑菌なども溜まりやすく湿りやすい環境であるため、包茎でない方に比べると発症のリスクが高くなります。
・亀頭のかゆみやただれ
・亀頭部分に恥垢(カス)
上記の症状が見受けられた場合は早めにクリニックを受診しましょう。放置すると症状の悪化や他の疾患を併発する可能性もあります。なお、当院では院内でご自身で検査いただけるセルフキットをご用意しております。
カンジダに感染する主な原因は次の通りです。
・性交渉
・包茎
・糖尿病
・ステロイド剤の使用
カンジダは膣や皮膚、口腔内に存在する常在菌であり、性交渉によって発症することがあります。
また、包茎の場合は、亀頭に雑菌が溜まりやすく湿り気のある環境であることから、包茎でない人に比べると発症のリスクが高くなるでしょう。
性交渉や包茎外には、抗菌剤やステロイド剤などを服用し、免疫力が低下することによりカンジダ性亀頭包皮炎を発症しやすくなります。
性交渉の後には陰部を洗うなど清潔に保ちましょう。
また、包茎の場合は、亀頭部分に雑菌がたまりやすくなるため、包皮むいてしっかり洗うようにしてください。
性交渉以外には免疫力低下なども発症の原因になるため、十分な睡眠時間やバランスの取れた食事、ストレスをため込まないなどの生活習慣にも気をつけましょう。
男性のカンジダ症は、下記の診療科目のあるクリニックを受診してください。
・性感染症内科
・泌尿器科
・性病科
当院では、男性専用フロアがありますので、お気軽にご来院ください。
症状があればいつでも検査は可能です。臨床的にカンジダ症が疑わしい場合は検査を行わずにお薬を処方いたします。
自然に治る場合もありますが、お薬を使用することで早期の症状改善が見込めます。
カンジダは常在菌の増殖が原因なので、性交渉で感染することはありませんが、性交渉が契機となって症状が出現することはあります。
完治するまで性交渉は控えてください。
性交渉は包皮炎の治療が完了するまで控えてください。
カンジダ菌は皮膚や口腔内にも存在しているため、キスやオーラルセックスで発症しないとは言い切れません。
カンジダ性亀頭包皮炎を発症していても温泉やプールを利用することに問題はありませんが、亀頭部にかゆみや腫れ、尿道炎などの症状がある場合は、利用を控えた方が良いでしょう。
軟膏を処方いたします。ご使用後1週間程度で症状は改善します。
治療には抗真菌薬や抗菌薬の軟膏を使用しますので、オロナインを塗ることで症状が悪化する可能性もあります。
カンジダの症状がある場合は、市販薬を使用せず、受診していただくことで早く症状を改善することが可能です。
検尿または陰部を綿棒でこすって調べます。(臨床的にカンジダ症が疑わしい場合は検査を行わずにお薬を処方いたします。)
軟膏を処方いたします。ご使用後1週間程度で症状は改善します。
カンジダ検査 |
検査結果 2〜3日後 検査料金 4,500円 (税込4,950円) |
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(臨床的にカンジダ症が疑わしい場合は検査を行わずにお薬を処方いたします) | |
治療料金 | 5,000円 (税込5,500円) |
治療薬の全国即日発送をを実施しております。
当院では30万人がご利用されたスマホで診察を受けていただくオンライン診療を大変ご好評いただいています。
「クリニックに行くのが恥ずかしい」「忙しくてクリニックに行く暇がない」という方はご自宅から受診可能なオンライン診療をぜひご利用ください。